オプション検査 | 発見する疾病例 | 検査内容等 |
---|---|---|
脳血管スクリーニング 【MRI・MRA】 |
MRI:脳腫瘍、脳萎縮、 出血梗塞など MRA:脳動脈瘤など |
脳の断面図を写し出すMRIと脳の血管像を写し出すMRA検査を行います。磁石と電波を使う検査ですので、放射線と違い人体に影響を与える心配はありません。 |
頸動脈超音波 | 動脈硬化 | 両側の首の動脈を超音波(エコー)で検査します。動脈の厚みやプラークの有無などをみることで動脈硬化の程度を視覚的に評価します。 |
頸動脈超音波+アクロレイン | 脳動脈疾患、動脈硬化 | 頸動脈超音波に加え、かくれ脳梗塞の可能性を反映するアクロレイン(血液検査)を組み合わせることで、脳動脈疾患になりやすかどうかを評価できます。 |
頸動脈超音波+アクロレイン+動脈波検査 | 脳動脈疾患、動脈硬化 | さらに脈の伝わり具合から動脈の硬さを見る動脈波検査(血管年齢検査)を組み合わせることで、全身の動脈硬化の程度くわしく評価できます。 |
スモーカー肺チェック 【胸部CT検査・喀痰細胞診】 |
胸部CT検査は、一般のX線写真よりも早期の段階で肺がんを見つけるのに役立ちます。喀痰細胞診は、太い気管支表面にできCTでもわかりにくい肺門部肺がんの早期診断に最も有用です。重喫煙の方には特に、CTと喀痰細胞診を組み合わせたスモーカー肺チェックをお勧めいたします。 | |
胸部CT検査 | 肺がん、肺気腫など | |
喀痰細胞診 | 肺門部肺がん | |
子宮頸部細胞診 | 子宮頸がん | 頸部がんの発生しやすい部位を綿棒でこすりとって細胞を調べます。若年から広い年齢層の方にお勧めいたします。 |
子宮体部細胞診 | 子宮体がん | 子宮の奥(内膜)の細胞をとって調べます。子宮体がんは40代から増え始め50~60歳代で最も多いと言われています。閉経後の方や不正出血のある方にお勧めいたします。 |
経膣超音波検査 | 子宮筋腫、内膜症、体がん、卵巣腫瘍 | 膣から専用のプローブで超音波検査を行います。がん以外に卵巣嚢腫などを発見することにも有効な検査です。腫瘍マーカー(CA125)と併せて実施すると良性・悪性の鑑別に役立ちます。 |
HPV検査+子宮頸部細胞診 | 子宮頸がん+HPV感染有無 |
子宮頸がんの原因となりうる発がん性ヒト・パピローマウイルス(HPV)に感染しているかどうかを調べる検査です。
子宮頸部の細胞診と同時に検査することで、子宮頸部の前がん病変(がんに進行可能性のある変化)を予知できます。
※HPV検査は月経時は出来ません。また、診察医師が必要性についてご説明し検査を行わない場合がありますのであらかじめご承知置きください。
|
乳房超音波検査 | 乳がん、乳腺症など | 乳房内に向けて超音波を当て、その反射波で映像化して乳房の断層像を調べます。 |
マンモグラフィー | 乳がん |
乳房専用のX線装置で撮影を行います。40歳以上の方にお勧めいたします。
授乳中(断乳後6ヶ月以内)の方は、下記 ※2 をご確認ください。
|
骨密度検査 | 骨粗鬆症 | 超音波で骨塩量を測定します。骨粗鬆症の予防に役立てるため、女性の方にお勧めいたします。 |
腫瘍マーカー<血液検査> | がん発見のスクリーニング(ふるいわけ)検査として活用されています。ただし、早期がんでは反応が弱いこともあれば、がん以外の良性の病気でも強い陽性を示すことがあります。したがって、それぞれの腫瘍マーカーでがんを診断するのではなく、がんの手がかりを得るための検査として用いられています。PSAは前立腺肥大でも値があがりますが、前立腺がんに鋭敏に反応し早期発見に役立ちます。50歳以上の男性に特にお勧めいたします。 | |
(1)CEA | 消化器がんなど | |
(2)CA19-9 | 消化器がんなど | |
(3)AFP | 肝臓がんなど | |
(4)PSA(男性のみ) | 前立腺がんなど | |
(5)CA125(女性のみ) | 卵巣がんなど | |
一般組合せ(1)(2)(3) | ||
男性用組合せ(1)(2)(3)(4) | ||
女性用組合せ(1)(2)(3)(5) | ||
甲状腺ホルモン検査
(血液検査)
|
甲状腺機能亢進症、 甲状腺機能低下症など |
TSH、FT3、FT4を測定し、甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症を調べます。 |
NT-proBNP(血液検査) | 心不全など | 心臓に負担がかかると分泌されるホルモンを測定し、心不全の有無など心臓への負担度合いを調べます。 |
脳梗塞リスクマーカー(アクロレイン)(血液検査) | 無症候性脳梗塞 | 脳梗塞リスク評価は、「血液分析」によってかくれ脳梗塞の可能性を探る検査です。脳梗塞患者の血液内で高くなることが分かっているアクロレインと炎症マーカー2種を測定します。 |
胃がんリスクスクリーニング(血液検査) | 胃がんのリスク | 胃がんの原因と考えられているピロリ菌の感染を示すピロリ菌抗体と胃粘膜の萎縮を調べるペプシノーゲン検査を組み合わせて胃がんリスクを判定し、精密な検査をお勧めする検査です。 |
動脈硬化度検査 | 動脈硬化度の診断 | 両手・両足の4箇所の血圧を同時に測定し、動脈硬化の程度を計る検査です。 |
内臓脂肪CT測定 | メタボリック症候群 | メタボリック症候群のベースになる内臓脂肪量をCTによる内臓脂肪面積計測で正確に知ることが出来ます。短時間、低被爆で測定できますので、減量や食事・運動療法の効果などメタボ対策に役立てましょう。 |
※1【胃部X線検査を胃内視鏡検査に変更】
但し、所属している会社・健康保険組合との契約により変更できない場合もございます。詳しくはお問合せください。
胃内視鏡検査は大変混み合っております。誠に申し訳ございませんが、約12ヶ月先のご予約またはキャンセル待ちの状況です。
※2【授乳中(断乳後6ヶ月以内)の方のマンモグラフィ検査について】
マンモグラフィ検査とは
マンモグラフィは乳房専用X線装置で乳房を挟み、圧迫して乳房内部の様子を撮影します。
マンモグラフィ画像では、乳房内部(乳腺組織や脂肪組織など)と、その全体像が写し出され、乳腺は白く、脂肪は黒く写ります。
乳がんのサインである『しこり』や『石灰化』は、乳腺と同じように白く写ります。
・『石灰化』は独特な形状や濃度で写るため、マンモグラフィでは良く見えます。
・『しこり』に関しては、乳腺が多い乳房では組織が重なり合って全体的に白く写り、その判別が困難な場合があります。 (※乳腺は閉経にともない脂肪に変わっていきます。このため、残っている乳腺量にもよりますが、マンモグラフィ検査
でも『しこり』は見え易くなります)
授乳中(断乳後6ヶ月以内)の方へ
授乳中(断乳後6ヶ月以内)の方は、乳腺が発達した状態(通常時よりも乳房が張り、母乳を作るために乳腺が多くなっている状態)になっています。
◎ 断乳後6ヶ月以上経過してからのマンモグラフィ検査をおすすめします。
◎ 授乳中(断乳後6ヶ月以内)の方には乳房超音波検査をおすすめします。
ご不明・心配な事がございましたら、予約時にご相談ください。
※『しこり』などの自覚症状がある場合は、他施設の乳腺専門外来の受診をおすすめします。
|